集合論的仕事論とは

我々人間はタスクを処理する際、無数の情報を脳で処理し、適切な行動をとる必要がある。机の上の紙を手にとる、内容を読んで理解する、記憶をたどって棚からファイルを取り出す、そこに紙をファイリングする・・・。小さなものも含めると、日々たくさんのタスクが発生する。これら無数のタスクをどのように処理すべきか、どのように情報を整理すべきかというのは多くの人が悩むところだと思う。

そんなことを考えていたとき、数学の集合論的な考え方と仕事論の考え方は相性が良いのではないかと私は思った。考えてみれば、上下関係のある組織は順序集合とみなすことができるし、タスクの分割は集合の分割ととらえることもできる。

というわけで、集合論的仕事論を展開してみようと思った。どこまで書けるのか、あるいはどこまで実際の仕事の役に立つかはわからないが、とりあえず書いてみようと思う。